米日財団(USJF)は、非営利セクターの専門家が一堂に会する日本最大級のイベントのひとつ「FRJ(ファンドレイジング・日本)スペシャル2025」に、協賛パートナーおよび出展者として参加します。本イベントは、日本ファンドレイジング協会(JFRA)が主催し、2025年12月6日に東京で開催されます。また、全国から参加できるオンラインプログラム「FRJオンデマンド」も併催予定です。
今回のFRJスペシャルでは、日本各地の非営利団体、企業、助成機関などのリーダーが集まり、実践的なファンドレイジングの知見を共有しながら、ソーシャルインパクトの新たなアプローチを探ります。基調講演やワークショップ、ネットワーキングなどを通じて、寄付者との関係構築、持続可能性、そしてファンドレイザーとしての専門性について意見交換が行われます。
米日財団のFRJスペシャル2025への参加は、日本の非営利エコシステムの発展を支援し、日米間のフィランソロピー実践のつながりを促進するという財団の取り組みを示すものです。米日財団日本代表の岡部晴人氏は、プログラムを通じて4つのセッションに登壇します。昼のセッション「独自性と世界のはざまで:米国の変容で岐路に立つ日本の市民社会とフィランソロピー」では、グローバルな潮流が日米双方のフィランソロピーをどのように変化させているかを議論します。さらに同日開催のパネル「資金支援の役割の進化と財団のこれから」では、信頼に基づくパートナーシップやコレクティブ・インパクト(共同的な社会変革)の重要性について意見を交わします。加えて、岡部氏はオンライン配信の「FRJオンデマンド」でも、「日本のフィランソロピーの課題と展望」および「アントレプレナーとしてのファンドレイザー」という2つのセッションに出演します。これらはイベント後102日間にわたり、30本以上の録画セッションとともに視聴可能です。
「FRJスペシャルのようなイベントは、日本のファンドレイジング・コミュニティが進化し続け、互いに刺激を与え合っていることを示しています」と岡部氏は述べています。「非営利団体が持続的なソーシャルインパクトを実現するための対話に貢献できることを光栄に思います。」
日本ファンドレイジング協会は、2009年の設立以来、日本における「寄付文化」の醸成に中心的な役割を果たしてきた認定特定非営利活動法人です。協会が主催するFRJシリーズは、日本における非営利経営や資金調達の強化に取り組む人々のための国内最大規模のプラットフォームとなっています。
日本のソーシャルセクターに携わる非営利団体関係者、ファンドレイザー、そして支援者の皆さまは、奮ってご参加ください。
詳細は公式イベントサイト(https://jfra.jp/frj/index.html)をご覧ください。
2025/11/05