リーダーシップ・プログラム

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すべてはここから始まる USJLP年次会議

毎年夏、USJLPは日米の多様な分野のチェンジメーカーたちを一堂に集め、対話・発見・つながりの一週間を共に過ごします。この没入型の年次会議は、日米で隔年交互に開催され、生涯にわたる友情が育まれ、異文化理解が深まる場でもあります。新たに選ばれたメンバーは「デリゲート」としてプログラムに参加し、2年間で2回の年次会議(日本と米国それぞれ1回)に出席します。この期間中に築かれる人と人とのつながりは、プログラム終了後も長く続く貴重な関係となっていきます。

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USJLPで得られるもの

充実した対話:日米および世界が直面する重要なテーマについて、毎日開催される全体会議で議論を深めます。プログラムには、インタラクティブなワークショップ、参加者主導のディスカッション、個人の経験に基づいたリフレクションなどが含まれ、オープンで活発な意見交換が促されます。

集中的な参加体験:プログラムは全日程への没入を前提に構成されており、緻密に設計された一日一日のプログラムを通じて、共通の体験を積み重ね、信頼関係を築くことができます。

広がるつながり:2年間で2回の会議に参加する中で、デリゲートは60名の同期と深い絆を育みます。さらに、各会議の終盤に開催される2日間のフェロー(卒業生)との交流プログラムを通じて、世代を越えたネットワークも広がっていきます。

刺激と発見:USJLPの各年度の参加者は、多様な分野で意義ある取り組みを行っている優れた専門家から選ばれています。新たな視点に触れ、斬新なアイデアに刺激を受け、自身も前向きに挑戦できる環境が待っています。

 

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参考スケジュール 京都 2025

以下は、典型的な会議週間の流れや参加者に求められる基本的な参加姿勢の概要です。詳細なスケジュールは、会議が近づいたタイミングで参加者に共有されます。

デリゲート・プログラム
2025年7月27日(日)〜8月2日(土)
デリゲートは日曜の午後までに到着・チェックインを済ませ、歓迎イベントに参加します。それ以降は毎日、午前9時から午後9時ごろまで、会合やオフサイト体験を含む終日プログラムが続きます。土曜の夜にはフェアウェル・レセプションが予定されています。

インタークラス・プログラム
2025年8月1日(金)〜8月2日(土)
USJLPフェロー(卒業生)が会場に戻り、年度を超え、より広範なコミュニティとのつながりを育むセッションを2日間にわたり行います。

出発日
2025年8月3日(日)

「USJLPのデリゲートは、賢くて、大胆で、共感力があって、好奇心旺盛。そんな人たちが40人同じ部屋に集まると、自然と魔法のような空間が生まれるんです。大人になってからの人生で、こんな経験は他にありませんでした。中には10日間しか一緒に過ごしていない人もいるのに、もう10年来の仲間のように感じられる。それって本当に特別なことで、ずっとこれからも大切にしていきたい贈り物のような経験でした」

Tanabe, Karin
Karin Tanabe (USJLP 2019, 2022)
セント・マーティンズ・プレス 著者
「USJLPファミリーは、まるで親戚のような、大人になってから参加できた第三のコミュニティのように感じています。安心感と信頼のある関係性があって、一緒に協働もできるし、出かけたり話したりもできる。会議の1週間では、クラスメート一人ひとりと『物語』を作っていって、その物語を今も一緒に紡ぎ続けています。考え方、生き方、動き方、人との接し方──全部、みんなから学ばせてもらいました。USJLPは、私を育ててくれるコミュニティです」
Nishimura, Kuni
西村 邦裕 Kunihiro Nishimura (USJLP 2019, 2022)
株式会社テンクー 創業者兼代表取締役社長 CEO

「『旅を計画しているつもりが、実は旅のほうが私たちを計画している』ジョン・スタインベックのこの言葉が、私にとってのUSJLP体験をよく表しています。私の旅は、2022年のシアトル(米国)から始まり、2023年の東京(日本)で終わりました。1年間で2つのクラスのデリゲートと出会い、私の中で日米関係の見方が大きく広がりました。世界を変える意志を持つ家族ができ、自分自身も大きく成長できたと感じています。プログラムを終えて、より良いリーダーとして、より良く、強く、包括的な何世代にも渡る未来をつくる準備が整ったと思えるようになりました」

Accius, Jean
Jean Accius (USJLP 2022-2023)
CHC: Creating Healthier Communities 代表取締役社長兼CEO

「USJLPの1週間を終えて、自分の物の見え方が変わってきたのを感じています。自分の中の何かが大きく変わった気がしていて、それが何なのかをこれから少しずつ見つけていくのが楽しみです。デリゲートやフェローから学ぶことばかりでした。彼らのビジョン、リーダーシップ、エネルギー、謙虚さ、そして魅力は本当に素晴らしい。何よりも、大きな心を持つ素敵な人たちばかりでした」

Smethurst Ayako
スメサ―スト 紺谷 文子 Ayako Kontani Smethurst (USJLP 2022-2023)
Kizuna Across Cultures 代表 共同創設者

「USJLPの特別さは、本当の意味で人とつながるというところにあります。社会課題に真剣に向き合い、アイデアを共有し、リソースをつなげようとする人たちと深い理解と信頼関係を築く──それがこのプログラムならではの価値です。会議では、率直でオープンな対話を促し、異なる視点を尊重しながら共有し合える環境が整っています。日米両国が直面している重要課題への理解が深まっただけでなく、両国の歴史や文化のつながりへの感謝の気持ちも、さらに大きくなりました」

Acosta, Stephanie
Stephanie Acosta (USJLP 2024-2025)
El Paso Community Foundation プログラムオフィサー

「外から見たUSJLPと、実際に内側から体験するUSJLPは、まったくの別物でした。たとえ海外に行ったことや留学したことがなくても、異なる文化や背景を持つ人たちと、たった1週間で何かを一緒につくるという経験ができる。これは、どんな分野でリーダーシップを発揮するうえでも大切な力だと思います。高校3年の1年間を一緒に過ごした仲間のように感じます」

Tanoue, Yusuke
田上 佑輔 Yusuke Tanoue (USJLP 2023-2024)
医療法人社団やまと 理事長

変革的な1週間に向けて

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出席へのコミットメント

USJLPの体験は、7日間すべてのプログラムに参加することを前提としています。デリゲートは原則として単独で参加し、全日程にわたる公式プログラムへの出席が求められます。プログラムは非常に没入型で構成されており、他の予定との重複や途中欠席がある場合は、参加資格に影響が出ることがあります。無断欠席があった場合には、メンバーシップの継続にも影響する可能性もあります。私たちは、一体感があり、積極的に関わる参加者グループを育むことを重視しているため、初年度の参加延期は認めておりません。参加が難しくなった場合は、次回以降での再応募をご検討いただくようお願いしています。

使用言語と積極的な参加

全プログラムは英語で実施されます。プレゼンテーション、モデレーション、ワークショップの運営、パネルディスカッションでの発言など、あらゆる形での積極的な関わりが歓迎されます。主体的な関与こそが、USJLPの精神の中核です。

旅程と費用

プログラムにかかる主要な費用は、すべて米日財団が負担します。これには、国際・国内の往復航空券、宿泊費、グループでの食事、プログラム中の移動、公式行事が含まれます。なお、個人的な雑費や、自由時間中の個人行動にかかる費用は、各デリゲートの自己負担となります。

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