助成先紹介
日米の協働の中心には いつも人の物語がある
「助成先紹介」シリーズでは、米日財団の支援を受けながら社会に変化をもたらしている個人や団体の姿を紹介しています。成果だけでなく、彼らを突き動かす思いや背景、直面する課題やアイデアに光をあてることで、取り組みの奥行きを伝えます。登場するのは、地域で活動するチェンジメーカーや非営利分野のイノベーター、研究者、アーティスト、政策分野のリーダーなど多彩な顔ぶれ。国境を越えたパートナーシップが、より包摂的でしなやかな未来をどう形づくるのか──その一端を垣間見ることができます。
私たちは、助成とは単なる資金提供ではなく、信頼関係の構築であり、長期的なインパクトを生むための協働だと考えています。「助成先紹介」シリーズは、そんな協働の物語を、一つひとつ丁寧に届けていきます。
私たちは、助成とは単なる資金提供ではなく、信頼関係の構築であり、長期的なインパクトを生むための協働だと考えています。「助成先紹介」シリーズは、そんな協働の物語を、一つひとつ丁寧に届けていきます。
「この映画は、ただの野球の話ではありません。人と人との関係の話なんです。ゲームの力で心が通い、社会が動く—そんな瞬間を伝えたいと思っています」
Center for Independent Documentary (2024)
文化外交のホームラン 『ダイヤモンド・ディプロマシー』と米日財団
本作は、野球を通じて築かれてきた日本とアメリカの人と人とのつながりを通じた草の根外交の歴史を描いた作品です。スポーツ史と文化交流を融合させることで、100年以上にわたって政治的・文化的な違いを超えて日米を結びつけてきた野球の力を、豊かな物語として伝えています。
「私たちは『良いこと』をする。ただし、より持続可能で、財務的にも強い方法で。世界は、そちらの方向に進んでいます」
AlphaMundi Foundation (2025)
大陸をつなぐ力 日米のメンターが支えるアフリカの気候・ジェンダー課題解決
AlphaMundi Foundation(AMF)が立ち上げた新プロジェクトは、アフリカの中小企業(SME)と、米国・日本のメンターを結びつける試みです。参加する起業家たちは、気候変動とジェンダー不平等という世界的な緊急課題に取り組んでおり、本プログラムではその活動をさらに広げるための知識、戦略、ネットワークが提供されます。
「世界中で人権が脅かされる時代において、国境を超えた協働と連帯は、これまで以上に不可欠です」
LEDGE (2025)
法の壁を越えて 日米連携が切り拓く司法アクセスの未来
2023年に設立されたLEDGEは、日本初の常設型・公益訴訟専門組織です。米日財団の支援を受けながら、単に訴訟に勝つことを目指すのではなく、より多くの弁護士、法律事務所、そして依頼者が司法を通じて正義を求められるエコシステムの構築を目指しています。