米日リーダーシップ・プログラムのデリゲート(USJLP 2025-2026)であるデイブ・カベル氏が、今年のUSJLP年次会議の一環として広島を訪問した経験について、TIME誌に寄稿しました。How Meeting a Hiroshima Survivor Gave Me Hope(広島の被爆者との出会いが私に希望を与えた理由)」と題したこの記事では、オバマ米大統領(当時)が2016年に広島平和記念公園で行った歴史的なスピーチの草稿作成に携わった経験から、USJLPの広島訪問で被爆者で平和活動家の近藤紘子氏と対面を果たすまでの、カベル氏の個人的な歩みが語られています。この記事は、共有された記憶と相互理解を通して変化し続ける日米関係を描いています。Cavell, David​​

cavell-with-kondo「近藤さんとお会いし、大統領スピーチの背景をお伝えできたことは、私の人生で最も忘れがたい瞬間の一つでした。それをUSJLPの仲間と共に経験できたことは、この衝撃的で美しい巡り合わせをさらに特別なものにし、このプログラムが日米の人々を結びつけるという約束を文字通り体現する出来事となりました」とカベル氏は述べています。

今回の広島訪問は、2024年USJLP年次会議の一部として実施されました。今年の会議は京都で開催され、特別日帰りプログラムとして広島平和記念公園・平和記念資料館を訪問しました。年次会議では、米日両国の新進気鋭のリーダーたちが集まり、対話や文化交流、協働学習を通じて交流を深めます。USJLP年次会議の詳細は、米日財団ウェブサイトをご覧ください。

カベル氏はスピーチライター、弁護士、そしてFortune 500企業や大学学長、国際機関への助言を行う「Dave Cavell Strategies」の創設者でもあります。これまでに、カマラ・ハリス副大統領の首席スピーチライター、バラク・オバマ大統領およびミシェル・オバマ米大統領夫人のスピーチライターを務めたほか、現在はブルックライン地域開発公社の暫定事務局長を務めています。

記事全文はこちらからご覧いただけます。また、USJLP 2024・2025年度デリゲートの渡部カンコロンゴ清花氏による、カベル氏の記事と広島訪問に言及した投稿もぜひ併せてご覧ください。

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