米日財団は、初の「若手市長賞」授賞式およびラウンドテーブル・ディスカッションを2025年10月29日(水)午後5時〜6時、東京の都市センターホテルにて開催します。本授賞式では、45歳未満の有望な自治体リーダーを顕彰する新たな取り組みの受賞者として、岐阜県美濃加茂市の藤井浩人市長を表彰します。
式典には、政府、学界、非営利セクターから多様なリーダーが集い、日本の未来を形づくる若手市長の役割に光を当てます。授賞式に続いて、米日財団は「日本における公職の課題と可能性」をテーマにラウンドテーブル・ディスカッションを開催します。登壇者は以下の通りです。

  • モデレーター小林りん氏(ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン共同創設者・代表理事/米日財団理事)
  • 藤井浩人氏(美濃加茂市長)
  • 熊谷俊人氏(千葉県知事)
  • チャールズ・マクリーン氏(イェール大学政治学助教授)

「地方自治体のリーダーは、いわば『都市のCEO』です。若手市長の功績を称えることで、彼らの影響力の大きさを広く知ってもらい、より多くの有能な人材が公共のために力を尽くすことを願っています」と、小林氏は述べています。

また、チャールズ・マクリーン氏による最新研究「シルバー民主主義」に基づく発表も予定されています。本研究は、高齢化が日本の政治的優先課題や地方自治の意思決定にどのような影響を与えているかを分析するものです。

今回のイベントは、「若手市長賞」初の公開授賞式として開催されるもので、次世代の地方自治リーダーによる国際的な学びと交流を促進する米日財団の新たな取り組みです。

本イベントは招待制で、報道関係者および関係者向けの席を一部ご用意しています。参加をご希望の方は、info@us-jf.orgまでお問い合わせください。

米日財団について
米日財団は、米国と日本の絆を強化することを目的とした独立の民間助成団体です。教育、政策対話、草の根交流といった多様な取り組みを通じて、両国が共有する社会課題に協働して取り組むための相互理解を促進しています。詳細はhttps://us-jf.org/jaをご覧ください。