米日財団の代表的プログラムである日米リーダーシップ・プログラム(USJLP)のメンバー6名が、2026年11月3日に実施される米国中間選挙に立候補しています。目指す公職は、州知事から連邦下院議員、州議会議員まで多岐にわたり、7人目のUSJLPメンバーであるジャクソン・サヤマ氏は、8月の予備選挙での勝利により、ハワイ州上院の議席を事実上確保しました。米日財団は特定の政党に属さない中立的な団体であり、公職選挙の候補者を支持・推薦することはありません。

候補者には民主党、共和党、無所属の候補が含まれ、メイン州からカリフォルニア州まで各地で選挙戦に臨んでいます。3名はメリーランド州、ネバダ州、メイン州で州知事選に立候補しており、そのほかの候補者は、連邦下院の議席、カリフォルニア州の州全域で選出される行政職、インディアナ州上院の議席を目指しています

今夏、2人の候補者の道が交わりました。7月、ともにUSJLP2013年度生であるメリーランド州のウェス・ムーア知事とネバダ州のアーロン・フォード司法長官が、フォード氏の中小企業訪問ツアーの一環としてラスベガスでそろって姿を見せ、中小企業と生活費の負担軽減に焦点を当てました。

ベン・アレン(USJLP 2013, 2016)
Allen, Ben 2013カリフォルニア州上院のベン・アレン議員は、カリフォルニア州保険長官選に出馬している2人の民主党候補の1人で、任期制限により退任するリカルド・ララ現長官の後任の座をジェーン・キム氏と争っています。2014年に州上院議員に初当選したアレン氏は、現在、サンタモニカ、ビバリーヒルズ、マリブを含む第24選挙区を代表しています。アレン氏の政策は、災害後の消費者擁護、保険市場の安定化、行政の透明性向上に重点を置いています。

リック・ベネット(USJLP 2000, 2001)
Bennett, Richard 2000メイン州上院のリック・ベネット議員は、無所属で州知事選に出馬しており、任期制限により退任するジャネット・ミルズ知事の後任の座を、民主党のハンナ・ピングリー氏、共和党のボビー・チャールズ氏と争っています。ベネット氏は2025年6月、同選挙への出馬にあたり共和党を離党しました。メイン州上院議長を務めた経歴を持ち、1990年から1994年まで州下院議員、1996年から2004年まで州上院議員を務めたほか、2013年から2017年の途中までメイン州共和党委員長を務めた経験を持ちます。同氏の政策は、暮らしの負担軽減、メイン州経済の成長、行政への信頼回復の3本柱から成り、当選すれば、メイン州史上3人目の無所属知事となります。

アーロン・フォード(USJLP 2012, 2013)
Ford, Aaron 2012ネバダ州のアーロン・フォード司法長官は、民主党の州知事候補として、共和党現職のジョー・ロンバード知事に挑んでいます。フォード氏は2019年にネバダ州第34代司法長官に就任し、同州で州憲法に定められた公職に就いた初の黒人となりました。現在は2期目の任期を終えようとしています。在任中はオピオイド危機に関連する訴訟が大きな特徴となっており、選挙戦では食料品、ガソリン、住宅、医療費の高騰を中心に訴えています。当選すれば、ネバダ州初の黒人知事となります。

ライアン・マッケンジー(USJLP 2015, 2018)
Mackenzie, Ryan 2015ライアン・マッケンジー連邦下院議員は、ペンシルベニア州東部のリーハイ・バレー地域を含む同州第7選挙区で2期目を目指しています。共和党現職の同氏は、民主党のボブ・ブルックス氏と対決します。マッケンジー氏は2012年にペンシルベニア州下院議員に選出され、2024年には民主党現職のスーザン・ワイルド氏を破って現在の議席を獲得しました。下院では教育・労働力委員会、外交委員会、国土安全保障委員会に所属しています。選挙戦では、児童税額控除や育児税額控除のほか、住宅、交通、エネルギー関連の許認可に関する法整備を含め、生活費の問題と働く家庭への支援を重視しています。

ウェス・ムーア(USJLP 2013)
Moore, Wes (225x250)メリーランド州のウェス・ムーア知事は、共和党のダン・コックス氏を相手に2期目を目指しています。2022年に民主党から当選したムーア氏は、同州初の黒人知事、そして米国史上3人目の黒人州知事となりました。再選に向けた政策は治安、経済成長、教育を柱としており、2024年3月のフランシス・スコット・キー橋崩落事故後にボルチモア港の再開に取り組んだ自政権の実績を挙げています。就任前は陸軍に従軍して実戦を経験したほか、米国最大級の貧困対策団体を率いていました。

ネイト・ウルドリクス(USJLP 2025, 2026)
Uldricks, Nathan (225x250)ネイト・ウルドリクス氏は、インディアナ州北西部に位置する州上院第4選挙区の共和党候補として、民主党現職のロドニー・ポール・ジュニア州上院議員に挑んでいます。選挙戦では、製造業経済の構築、日々の生活費の引き下げ、治安、地域の砂丘・湖・農地の保護を優先課題に掲げています。ウルドリクス氏は、パイン郡区委員会の委員長を務めるほか、ボランティア消防士としても活動しています。これまでに、米国防総省、ホワイトハウス予算局、労働省で米連邦政府の要職を歴任しました。

11月を前に議席を確保

ジャクソン・サヤマ(USJLP 2025)
Sayama, Jackson 2025 formattedハワイ州下院のジャクソン・サヤマ議員は、8月8日に行われたオアフ島の州上院第10選挙区の民主党予備選挙で、州議会最長在任議員であるレス・イハラ・ジュニア州上院議員を得票率61.5%で破りました。本選挙に対立候補がいないため、サヤマ氏は州上院での4年の任期を確保しています。2020年、23歳で州下院議員に初当選し、州内で最も若い議員の一人となりました。サヤマ氏は、地元住民が経済的に住み続けられるハワイを築くために立候補したと述べています。

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