2019 年受賞者

Ms. Waka Takahashi Brown

Humanities Category
Manager and Instructor for Stanford e-Japan
Stanford University
Stanford, CA

Takahashi Waka氏は、スタンフォード国際・異文化教育プログラム(SPICE)がスポンサーとなり、現在公益財団法人柳井正財団が支援している遠隔学習コースであるスタンフォード e-Japanのマネージャー兼インストラクターを務める。スタンフォード e-Japanは当初、米日財団が支援。スタンフォード大学のe-Japanを通じて、Takahashi氏は米国の社会と文化に関する集中コースに日本全土の高校生の参加に取り組む。2015年の最初のセッション以来、彼女はスタンフォードe-Japanの7つのコホートを教えた。さらに、2003年から2005年にかけて、全米の高校生を対象とした日本での全国遠隔学習コースであるReischauer Scholars Program(RSP)の初代コーディネーターおよびインストラクターを務める。RSPは当初、米日財団が支援。2001年にSPICEに参加して以来、高橋氏は多数のカリキュラムユニットを作成。2004年、中国でカリキュラムユニット、宗教、哲学:Conf教、道教、仏教について、アジア研究協会の全国フランクリンR.ブキャナン賞を受賞。そして2008年、彼女が共著したカリキュラム部門である中国王朝:パートⅠとⅡでブキャナン賞を2度受賞。これらのユニットに加えて、インドネシア、北京オリンピック、バルト諸国、ウクライナ、イスラム美術、北米の中国の鉄道労働者、および中国の少数民族グループなどのカリキュラムユニットを執筆または共同執筆を手掛ける。

全米社会科学評議会、アジア教育に関する全米コンソーシアム、教育カリキュラムにおけるアジアに関するシンポジウム、海外学校の東アジア地域評議会、および欧州インターナショナルスクール評議会等の教師セミナーにおいて数々のプレゼンテーションをした。

SPICEに参加する前は、スタンフォード大学のShorensteinアジア太平洋研究センターで勤務し、サンノゼのシルバークリーク高校で2年間日本語を教えていた。さらに、1995年から1997年にかけて、外国青年招致事業(JET)プログラムの「国際交流員」(CIR)を務めた。

スタンフォード大学で学士号と修士号を取得。学部生として、アジアと東ヨーロッパに集中して国際関係を専攻。2年生時にポーランドのクラクフで勉強。スタンフォードの教師教育プログラムから教育修士号を取得し、日本語、英語、社会科を教える資格を取得し、異文化間言語及びアカデミック開発(CLAD)認定を取得。

タカハシ氏は「1970年代および80年代にカンザスで育った日系アメリカ人として、そして日本で働く日系アメリカ人女性として、生涯にわたる異文化理解を促進する必要性と即時性を感じました。私はプロの仕事を通してこの目標に向かって取り組むことができて非常に幸運だと感じています。学生と彼らの知識と情熱は私を謙虚にしてくれます。常に彼らと彼らの業績に尊敬の念を抱いています。エルギン・ハインツ賞を受賞することは本当に名誉なことであり、これらの資金を利用して日米関係の将来の指導者間のつながりを育む機会に感謝しています。」と語った。