Elgin Heinz優秀教員賞は2001年に当財団理事会により承認・創設され、2002年から2019年まで米日財団で運営されました。現在は、EngageAsia (www.engageasia.org) と米日財団で共同運営をしています。EngageAsia のウエブサイトは こちら をご参照ください。

応募要件や手順、過去の受賞はの詳細は右記をご覧ください。

Elgin Heinz (1913-2005)

Elgin Heinz (1913-2005)

米国におけるアジア教育の先駆者であり、アジアについての教材および教授法開発のコンサルタントとして生涯に亘り活躍しました。Heinzは1993年に中国で生まれ、カリフォルニア大学バークレー校で哲学、パブリックスピーチを専攻し、サンフランシスコ州立大学大学院で歴史の学位を取得しました。サンフランシスコの公立学校で文学をはじめ、後に地理や歴史を40年に亘り教え、その合間に学生、教師に日本およびアジアについての知識を広げた努力の結果、全米に知られる存在となりました。

授業だけではなく、アジア研究協会、アジアソサエティ、文明比較国際研究協会、日中関係に関する国会委員会や、1960年にはジャパンソサエティーの教育ディレクターとして活躍し、教育機関で広く利用されている学習指導要領『Opening Doors』、『Stepping Stones』等、アジア教育に関する書籍の執筆、編集を数多く手がけました。

またHeinzは1997年度 カリフォルニア教師のための地理教育全国協議会の最優秀教員賞、世界問題評議会カリフォルニア州北部のカスティーリャ·アワード等、数多くの賞を受賞しました。HeinzのK-12アジア研究における草分け的な功績を最もよく示しているのは、1987年に彼が認知したアジア研究委員協会、『アジアについて革新的な教育50年』でしょう。*

(*Elgin Heinzの経歴及び写真はEducation About Asia 2000年秋号掲載のものをアジア研究協会の許可を得て使用しています。)


2019 年度 受賞者

2019年度 Elgin Heinz優秀教員賞受賞者Ms. Waka Takahashi Brown, Manager and Instructor for Stanford e-Japan, Stanford University, Stanford, CA に心よりお祝い申し上げます。

Elgin Heinz 優秀教員賞の受賞者は こちらをご覧ください。