Elgin Heinz優秀教員賞は日米の相互理解の促進に貢献した優秀な教員を認定し授与するもので、アジア教育へ尽力し中・高等教育関係者に薫陶を与えたElgin Heinz氏にちなんで名付けられ、2001年9月に当財団理事会により承認・創設されました。毎年2名の大学前教育教員に人文科学および日本語の2つの分野において授与され、表彰状、賞金$2,500 、プロジェクト資金$5,000が贈呈されます。

Elgin Heinz (1913-2005)

Elgin Heinz (1913-2005)

米国におけるアジア教育の先駆者であり、アジアについての教材および教授法開発のコンサルタントとして生涯に亘り活躍しました。Heinzは1993年に中国で生まれ、カリフォルニア大学バークレー校で哲学、パブリックスピーチを専攻し、サンフランシスコ州立大学大学院で歴史の学位を取得しました。サンフランシスコの公立学校で文学をはじめ、後に地理や歴史を40年に亘り教え、その合間に学生、教師に日本およびアジアについての知識を広げた努力の結果、全米に知られる存在となりました。

授業だけではなく、アジア研究協会、アジアソサエティ、文明比較国際研究協会、日中関係に関する国会委員会や、1960年にはジャパンソサエティーの教育ディレクターとして活躍し、教育機関で広く利用されている学習指導要領『Opening Doors』、『Stepping Stones』等、アジア教育に関する書籍の執筆、編集を数多く手がけました。

またHeinzは1997年度 カリフォルニア教師のための地理教育全国協議会の最優秀教員賞、世界問題評議会カリフォルニア州北部のカスティーリャ·アワード等、数多くの賞を受賞しました。HeinzのK-12アジア研究における草分け的な功績を最もよく示しているのは、1987年に彼が認知したアジア研究委員協会、『アジアについて革新的な教育50年』でしょう。*

(*Elgin Heinzの経歴及び写真はEducation About Asia 2000年秋号掲載のものをアジア研究協会の許可を得て使用しています。)


2013年度 受賞者

2013年度 Elgin Heinz優秀教員賞受賞者 Ms. Sachiko Kono (黄野幸子さん)、Ms. Kathleen Krauthに、心よりお祝い申し上げます。