米日財団は、スタンフォード大学Center on Philanthropy and Civil Society(PACS)と共同で、以下のセミナーを開催します。

原題:Ohtani, Anime, Ramen... and firansuropii’: Japan’s Emerging Soft Power through Philanthropy—and Its Significance for the United States
日時:2025年4月15日(火)10:00〜12:00(米国太平洋時間)
会場:スタンフォード大学Arrillaga Alumni Center

本セミナーは、一般公開・無料でご参加いただけます。詳細とお申し込みはこちらをご確認ください。

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当セミナーの後には、スタンフォード大学ショーレンスタインアジア太平洋研究センター(APARC)との共催による公開シンポジウム「Recalibrating U.S.–Japan Collaboration in a Time of Tumult」も開催されます。詳しくはこちらをご参照ください。


米日財団が推進する「日米をつなぐ市民社会ネットワーク形成」の一環としてには本セミナーは開催され、日米双方の専門家や実務家が集い、市民社会とソーシャル・インパクトに焦点を絞った比較対話が行われる場となります。

また、当セミナーでは以下の3名による日本のソーシャルセクターを歴史・現状・戦略の各視点から考察する短い発表が行われます。

  • デビッド・H・スレイター氏(米日財団/上智大学):日本の市民社会および非営利セクターの歴史的背景を紹介
  • 岡部晴人氏(ハーバード大学ケネディ・スクール):現在の日本におけるソーシャルインパクトの潮流と課題について解説
  • ジェイコブ・M・スレシンジャー氏(米日財団):日本の非営利基盤強化および日米連携に関する財団の戦略的ビジョンを提示

プレゼンテーション後には、オフレコ形式の自由討議が予定されており、参加者同士で今後の可能性について幅広い意見の交換が期待されます。

米日財団の代表理事であるスレシンジャー氏は次のように述べています。「フィランソロピーとソーシャルインパクトは、日本のソフトパワーの新たな要素となりつつあります。いまこそ、正しい問いを立てるべき時です。このセミナーは、実務家と研究者が一堂に会し、日本の市民社会の将来像と、そこにおける日米関係の役割を考える貴重な機会です」

このイベントは、日本のソーシャルセクターにおけるイノベーションを支援し、グローバルな公共政策の議論が生まれる場に積極的に関わっていくという米日財団の広範な戦略の一環です。

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