日本と米国のリーダーが一堂に会し、2025年版「Global Philanthropy Environment Index(世界フィランソロピー環境指数)」の発表にあわせて開催されるディスカッション「The Future of Philanthropy in Japan(日本におけるフィランソロピーの未来)」に参加します。登壇者には、ジェイコブ・M・スレシンジャー氏(米日財団 代表理事兼CEO)、菅大介氏(株式会社チェリオコーポレーション 代表取締役社長/米日リーダーシップ・プログラム フェロー 2014-2015)、ディメイ美代子氏(ワールド・モニュメント財団 日本代表部理事長/任天堂株式会社 社外取締役)、シーラ・A・スミス博士(外交問題評議会)、アフシャン・パールバーグ氏(インディアナ大学リリー・スクール・オブ・フィランソロピー)、デイビッド・ジェインズ博士(国際文化会館 副理事長/元米日財団シニア・プログラム・オフィサー/米日リーダーシップ・プログラム フェロー 2002-2003)が名を連ねます。両国が直面する課題と機会に、フィランソロピーがどのように応えることができるかを議論します。
「Global Philanthropy Environment Index(GPEI)」は、インディアナ大学リリー・スクール・オブ・フィランソロピーによって作成されている、世界のフィランソロピーの環境を測定する最も包括的な指標の一つです。2025年版では、日本を含む各国の寄付を取り巻く制度的・社会的・文化的条件について最新の分析が示されます。本イベントでは日本に焦点をあてた報告が行われ、その後フィランソロピーの未来について幅広い分野からの議論が展開されます。
このイベントは、ビジネス、学術界、非営利団体、国際関係など多様な視点を持つ登壇者を迎え、フィランソロピーがいかに新しいグローバルな現実に適応しているかを浮き彫りにすることを目的としています。日本の寄付文化が現代の課題にどう対応しているか、国境を越えた協働がどのようにインパクトを広げているか、そして両国が互いに学び合いながら市民社会を強化できるかについて考えます。
フィランソロピーは米日財団の活動の根幹であり、当財団は本重要会議に積極的に関与しています。米日財団は非営利団体や研究者、リーダーを国境を越えて支援することで、米日関係を強化し、グローバルな課題解決に寄与する寄付文化の醸成を目指しています。関連する記事として、米日財団日本代表の岡部晴人氏による寄稿「Can Japan’s Philanthropy Sector Catch Up?(日本のフィランソロピーは巻き返すチャンスはあるのか?)」および日本ファンドレイジング協会との3回連載「日本の寄付の今 そしてこれから」もぜひご覧ください。
「日本におけるフィランソロピーの未来」は、2025年9月30日午後7時~8時15分(米国東部時間)/10月1日午前8時~9時15分(日本時間)に開催されます。詳細・お申込みはhttps://go.iu.edu/8ufkをご確認ください。
2025/09/22