米日財団はこのたび、日米リーダーシップ・プログラム(USJLP)2025年度デリゲートを発表いたしました。
USJLPは、日米の現役および次世代リーダーが分野を越えて交流・協働し、相互理解とソーシャルインパクトをともに深めることを目的とするダイナミックなネットワークです。
2000年の開始以来、USJLPはビジネス、芸術、行政、フィランソロピー、学術など幅広い分野で活躍する、28歳から42歳までの実績ある、そして新進気鋭のリーダーたちを日米から選出してきました。デリゲートは、米国と日本でそれぞれ開催される1週間の没入型会議に参加し、日米・国際社会が直面する重要課題について対話を重ね、文化・コミュニティ形成のプログラムを通じて生涯にわたる信頼関係を築いていきます。2回の会議を修了した参加者はフェローとなり、現在約550名にのぼる卒業生ネットワークの一員として、継続的な対話・連携・社会的貢献に取り組んでいます。
今年は、新たに選ばれた22名のデリゲート(米国10名、日本12名)と、2年目の継続デリゲート21名(米国12名、日本9名)が2025年度生を形成し、2025年7月27日から8月3日まで京都で開催される会議に参加します。選出は例年通り高い競争率のなかで行われ、本年度のデリゲートには、アーティスト、国会議員、科学者、非営利団体の創設者、起業家、公務員などが名を連ね、気候変動、包括的なテクノロジー、国家安全保障、教育改革、難民支援などの最前線で活躍する面々が揃いました。2025年度生は、USJLPが掲げる「卓越性・多様性・大胆なリーダーシップ」へのコミットメントを体現しながら、両国の未来をよりつながりのある、しなやかで持続可能なものへと導くための多様な視点と実行力を持ち寄って集います。