岡部 晴人
在日代表
岡部 晴人氏は在日代表として、同財団の日本における新たな戦略策定と実行を主導し、日本の市民社会リーダーたちと緊密に連携しながら、国内のソーシャルインパクト・エコシステムの強化と日米間の橋渡しに取り組んでいる。
米日財団への入社前は、米国ハーバード大学ケネディスクールで公共政策修士号(国際関係・フィランソロピー専攻)を取得。修士論文では米日財団と共同し、日本のフィランソロピー分野における課題と解決策を定量・定性両面から分析した(同論文はベスト・クライアント・コラボレーション・アワードを受賞)。
在学中は休暇を利用し、インドの教育系NGOであるアガスティア・インターナショナル・ファウンデーションにおいてインターンとして勤務し、同NGOが手掛ける中学生向けの実験的教育プログラムのインパクト評価に携わった。また、ケネディスクールと並行して、副専攻としてハーバード大学公衆衛生大学院にて人道支援を学んだ。
東京大学で学士号(国際関係専攻)を取得。在学中は難民・移民保護と国際法を専門とし、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)でのインターンも経験した。
ハーバード大学への留学以前は、経営コンサルティングファームであるベイン・アンド・カンパニーの東京・ドバイオフィスに所属し、政府機関、民間企業、NPOを対象に経営課題に関するアドバイザリーに従事。同時に同社のソーシャルインパクトチームに所属し、ソーシャルインパクト戦略の知見発信にも精力的に取り組んだ。
ボランティアとしては米国発のベンチャー・フィランソロピー組織であるSVP Tokyoのパートナーを務め、トラウマ・障害・依存症などの複層的な困難を抱える女性を支援するNPO法人リカバリーの伴走支援を率いている。
東京都町田市生まれ。現在も東京都在住で、趣味は料理と音楽鑑賞、新宿御苑の散歩。