米日財団が槇原稔氏を表彰

米日財団は2011年10月28日、東京の米国大使館で開催された式典にて槇原稔氏に米日財団功労賞を授与しました。財団は槇原氏に敬意を表し、賞の一環としてThe John Manjiro Whitfield Commemorative Center for International Exchange(CIE)に10,000ドルの助成金を授与しました。
現在槇原氏は三菱商事株式会社の特別顧問であり、1954年にハーバード大学を卒業して1956年に三菱商事に入社。その後、米国三菱商事ワシントン支社のゼネラルマネージャー(1971年)、三菱商事社長(1987年)、三菱商事の社長兼CEO(1992年)を歴任しました。1998年、会長に任命され6年間務めました。
槇原氏は1997年から2002年まで日米経済協議会の議長を務めました。2007年よりジョン・F・ケネディ氏と池田首相が、二国間の交流を強化し、関係を結束するべくして設立されたカルコン、日米文化教育交流会議の議長を務めました。CIE取締役会メンバーであり、2012年にノーステキサスで開催された日米草の根サミットの強力な支援者です。
槇原氏は三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社および三菱倉庫株式会社のボードメンバーであり、さらには、アリアンツの国際諮問委員会や三極国委員会の経営委員会、ハーバードアジアセンター諮問委員会、テマセク・ホールディングスの政府間パネル、Hakluyt&Company 、およびMcLarty Associatesのの国際諮問委員会を務めています。また、東洋の主要な研究図書館の1つである東洋文庫の事務局長であり、日米リーダーシップ・プログラムの名誉諮問委員会の名誉議長でもあります。

US-Japan Foundation Honors Mr. Minoru“Ben”Makihara

財団の理事長ジョージ・R.パッカードより功労賞のメダルを槇原氏に贈呈。東京、米国大使館にて。

US-Japan Foundation Honors Mr. Minoru“Ben”Makihara

財団の会長、トーマス・S. ジョンソンが槇原氏に敬意を表し謝辞を述べる。東京米国大使館にて。