米日財団 トーマス・フォーリー大使をシアトルにて表彰

2005年10月27日、25周年を迎える米日財団は、ワシントン州、シアトルにあるフェアモントオリンピックホテルの夕食会にてトーマスSフォーリー大使に米日財団功労賞を授与しました。

この賞は、日米の友情と理解を促進することに貢献した人々を表彰するものです。

米日財団のトーマスS.ジョンソン会長は、この賞を授与するにあたり、フォーリー氏の日本への関心は1969年に遡り、1971年以来132名の国会議員と136名の連邦議員を集めた日米議会交流プログラムの主要なリーダーであったことに言及しました。

また、ジョンソン会長は、1997年から2001年までクリントン大統領政権のもと、駐日大使として偉業を挙げ、安全保障教職に関する新しいガイドラインの交渉、米軍と基地に関する問題の解決、貿易紛争の解決、および同盟の強化における重要な役割を果たしたことについて述べました。

「日米両国の経済問題への鋭い理解に加えて、政治についての実践的な理解、日本中を旅して、幅広い分野の人々に会うことに恵まれた彼の愛情、文化の境界を越えたユーモアのセンスが研ぎ澄まされたトーマス・フォーリー氏は、当時の米国大使の中で最も尊敬される人物の一人となった」とジョンソン会長は話しました。

米日財団は、日本船舶振興会の会長である故.笹川良一氏からの4,500万ドルの寄付により1980年に設立されました。財団はニューヨークに拠点を置き、東京にオフィスを構え、K-12教育、政策研究、コミュニケーション、世論の分野で8000万ドル以上の助成金を創出し、両国の若き指導者を結集させました。

日米の人々の相互利益のために設立された、唯一の独立した米国の財団です。

米日財団のリーダーシッププログラムは2000年に始まって以来、隔年にてシアトルで開催されています。各国の20名の若いリーダーが7月または8月に1週間ここに集まり、世界情勢の重要な問題について話し合い、マリナーズのゲームやワシントン湖でのクルーズ、そしてサーモンを焼きにウィッビー島を訪れ、ネイティブアメリカンのダンスを楽しみます。リーダーたちは、他の年に神戸か京都そして東京に集まります。その後も専用のインターネットWebサイトで関係が保たれます。プログラムの152名の指導者のうち9名は、ボーイング、任天堂、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、ウェアーハウザー、港湾委員会、およびいくつかの法律事務所の代表を含むシアトル地域の出身です。

米日財団の理事は、シアトル地域の下記の助成団体の業績を認めました。トム・イケダ氏のデンショープロジェクト、ジョン・スタンフォード・インターナショナル・スクール、Hamilton International Middle School、the Laurasian Institution、ワシントン大学、アジア研究国民局、そしてアイランドビュー小学校のMs. Patricia Burlesonとレイクワシントン高校のMs. Leslie Birklandの2人の教諭は、日本についての教育に卓越した指導力を発揮しました。