渡辺氏は2012年に米日財団に参画し、当初は在日代表として勤務。その後、2025年初頭に現職へと昇進しました。
米日財団現CEOで、渡辺氏にとって3人目のCEOであるジェイコブ・スレシンジャー氏は次のように述べています。「トモは在任期間を通じて、財団が大きな変化を経験する中で舵取りを担い、複数回にわたるリーダーシップ交代期においても、継続性と安定性を確保してきました。私が着任した当初から貴重な助言を与えてくれた存在であり、この3年間は信頼できるパートナーでした。彼がいなくなるのは寂しくなります。」
また渡辺氏は次のようにコメントしています。「財団での年月を通じて、日米両国の人々のためにさまざまな形で尽力されている多くの皆さまと出会うことができました。多くの刺激と励ましを与えてくださったすべての方々に、心より感謝申し上げます。今後も日本のソーシャルセクターに関わり続ける方法を模索しており、近いうちにその計画を共有できればと考えています。」
米日財団は、渡辺氏のこれまでの功績を称える場として、今春に東京で記念行事を開催する予定です。