同志社大学の村田晃嗣教授・前学長が執筆した論考「『知日派』の終焉? あるいは再生?」が、日本を代表する総合論壇誌『中央公論』2025年8月号に掲載されました。村田氏は米国と日本の若手リーダーをつなぐ越境的ネットワークである米日リーダーシップ・プログラム(USJLP)のフェロー(2000)であり、現在は両国合わせて550名以上のフェローが活躍しています。
「これはリチャード・アーミテージ元米国務副長官、マイケル・アマコスト元駐日米国大使、ジョセフ・ナイ教授、ジェームス・アワー教授への追悼文です」と村田氏は記し、1970年代から今日に至るまで、日米関係の形や役割を見極め定義づけてきた政府内外の最も影響力ある人物たちの功績を称えています。
地政学的なダイナミクスと世代交代が進む今、村田氏は、日米間の人的交流への継続的な投資がこれまで以上に重要であると強調します。村田氏が「多様な背景をもつ『ジャパン・ハンド2.0』」と呼ぶUSJLPネットワークは、まさにこうしたつながりの好例です。
村田氏の全文は『中央公論』2025年8月号でご覧いただけます。米国と日本の対話とリーダーシップを促進する米日財団のプログラムについては、こちらをご覧ください。